学びそして踊る
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ウイグルではいま教育は大変な時代です。ウイグル人は教育をとても重要なものだと考え、イスラム学校、近
代教育などさまざまな「教え」を試みてきました。現在、市場経済の資本主義化の波に翻弄され、ウイグル
の商品価値は下がり、漢語(中国語)も習得しないと生活していけないという困難な選択をせまられています。
この写真に出てくる子どもたちはまだ屈託のない表情です。



学校もイスラム風?
 
1910年頃、東トルキスタンの都市であるカシュガルやグルジャにロシアから近代教育も伝わってきた。東トルキスタンでも清朝の漢語学校による漢化政策、に対する危機感が存在していた。近代教育による学校を支えた経済的有力者層がロシア貿易などで形成され、旧態依然たるイスラムの宗教学校への不満もあった。
ウイグルにはイスラムが伝わって以来、古くからイスラム学校があり、神学、法学、習字、詩、計算などが教えられ、実学はなかった。8−10歳で入学した。カシュガル城市にはマクタブと 呼ばれる学校は80校位あった、しかし、多くの農民、職人は徒弟制など伝統的な学習で職を身につけた。

  


漢語教育、あまり効果があがっていません。
自らの言語であるウイグル語は教育の場では次第に、漢語に抑えられてしまっている。ウイグル人としても進学、就職において、漢語習得は不可欠である。少数民族言語の尊重はたてまえでしかない。市場経済の導入と同時に言語にも商品価値の原理が働き、漢語の有用性が大きくなっている
 
 
先生の言うこと、黒板に書いたことを暗記することが重要。先生の質問に答えることはあっても、生徒自ら質問することはほとんどない。




ホータン市第3中学、立派な校門です。






 
ホータン市内漢人の学校


貧困地区の学校、一人子政策にも関わらず子どもの数は増え、
小学校の増築が行われています。

小学校の図書室

先生の日は中国では祭日です、優秀な教師が表彰されます。

先生の日の舞踊、この会場は壊されて今はありません。

北京から離れるほどこのような写真が増えます


小学校の授業風景、みんな真面目です、私語などありません。
赤いスカーフは優秀な生徒です。手の挙げ方が独特です
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