本文へジャンプ
目次

ウイグルクロニクル:2017/1/27 少し前トルコで銃撃事件、ウイグル族が犯人との報道、いいかげんにマスコミは「族」はやめたらどうか、暴走族につかうならよい、世界最大の少数民族といわれるクルドに「族」はつかわないでしょう。

 3/13:南スーダン撤収のニュースをネットで見ていたら、ヌア、ディンカなど懐かしい民族名に出会った。それが激しい戦闘を行っている。教科書的な民族誌(エヴァンス・プリチャード)では歴史的な動きは捨象されている。それらの民族が調和のとれた社会を形成していると仮定されている。それは野生の思考で覆われていたとされていた。

9/10、ウイグル医学は西洋医学にもしくは中医学に飲み込まれるでしょうか。

18/1/21『 Down a Narrow Road-identity and masculinity in a Uyghur community in Xinjiang China』の要約(訳)を始めています。フォークロア的な本ですが、今までのウイグル研究に欠けていたフィールドワーク。カザフスタンの国境近く、イーニンの郊外のウイグル人の生活を描いています。おいおいアップロードします。
narrow road
NEW 続きは私のブログに掲載しています。
下記からでも入れます。 ↓20/2/22 :20/6/02
  http://blog.livedoor.jp/hotanjazz23/archives/43621417.html 
19/1/07 政治家は未来への普遍的な価値の実現を怠っています。自由平等博愛は今でも普遍的ですが、大国の政治家はそれを失い、自国ファーストになっています。ウイグル人の状況もその国際政治に翻弄されています。
19/4/7 少数民族に「族」を使用するのは、自分たちとの違いを強調するためであり、その違いは差別を助長する。
19/8/13 今頃になってウイグルの状況にマスコミは騒いでいます。観光で行くだけなら平穏な姿ですよ。NEW 
 http://blog.livedoor.jp/hotanjazz23/archives/53599569.html

21/4/2 ウイグル問題が世界中を騒がせています。BBCの報道が優れています。今頃になって騒ぐというのは遅すぎます。世界の大国となった中国にどのように立ち向かうのか、難しいところです。
21/7/1 相変わらずテレビと新聞は「ウイグル族」を使う。そんなマスコミがウイグル弾圧など報じても信用しない。

21/10/10 タリバンについて欧米系のマスコミは先進国の偏見メガネで報じています。欧米が大航海時代、植民地、世界大戦を通じて作り上げた世界秩序は簡単には崩れないでしょう。その秩序を壊そうとすると、民主主義への挑戦として、批判します。民主主義も含めて、欧米が作り上げた秩序は疑うべきです。【urhotan2323@yahoo.co.jp へコメント

22/2/17 透明性がない中国ですからウイグルの状況はわかりません。あの巨大な国に民主とか自由を求めても無理でしょう。自由があったらあの国はまとめようがありません。今が頂点で、弁証法的に動いていくでしょう。それに備えるしか手はない。4/1 ウクライナはどうなるのでしょう。プーチンは一分の理もありません。終末時計は加速しています。

ウクライナは欧米とロシアの価値観の対立、ウイグルもそう、挟まれた当事者はたまりません。22/10/21.

 1年前ウクライナのことを書きましたが、状況は何も変わりません。世界的なインフレ下の不況はこの戦争の影響でしょう。23・4・4
23/8/17お盆がすぎました。コロナで世界は激変。デジタル時代は人の生活を変えました。アナログに感覚を大事にしましょう。
23/12/10 マスクは衣装のコード、コロナは日本人の習慣を変えたのでしょうか、マスクはその人を表す。お上の言うことには従う人である、というつまらん話。
24/4/24 ウクライナとガザ地区での戦争、核戦争の危機もはらんで。世界のほとんどの人がどうにかなると思い、放置している。

  

   ブログ〈未熟な惑星)へのリンク :ヤシの木の写真をクリック
http://blog.livedoor.jp/hotanjazz23/】



電子書籍版:『ウイグル民族誌』new

 
1、はじめに(2012/10/14).

 2、ウイグル民族のアイデンティティと民考漢(11/18)

 3、少数民族の漢語教育ー母語の衰退ー 

 
4、ウイグル語の危機


 5、漢語教育・徒弟制・身体知(2016/6/25)
 
 6、暗黙知としての民俗的知識(2016/9/24)

 7、マシュラップを伝統的教育として考える(17/3/15)

 8、伝統的なしつけ


 9、近代教育と女性解放

 
10、ウイグル治療文化調査のはじまり(17/9/11)

 11、ウイグル治療文化の歴史(下記ウイグル医学の掲載文と一部重複)

1、はじめてのウイグルとカザフスタン・・・すでに十余年。いまでも記憶は新鮮です。ユーラシアの圧倒的な大地の広さを思い出します
                     
2、チベット(青海省)
・・・・・・・・・・・1995年、北京から列車2泊、それから車で青海湖の近くでのキャンプ。高山病か体調不十分。
                                                                 
3、働く子どもと遊ぶ子ども ・・・・・・・・・・ウイグルの子どもの生活環境は日本と対照的です。よく働き、よく遊びます
                           
4、学びそして踊る
・・・・・・・・・・・・・・作業の時、学校を休むことはあっても、子ども自身は学校が好き、民族教育は曲がり角にきてます
                                  

ウイグル医学・・・・・・・・・・・・・・・イスラム医学の流れ。漢方と類似。西欧医学より安価で安全であり、近年、重要性を増しています
                                  
、ウイグル食べ物紀行・・・・・・・・・・羊肉の料理、串に刺したカパブなど、定番はナン、ポロ、ラグメン。醤油の日本の味付けとは違う。
                                  
7、イスラムの風景・・・・・・・・・・・・・・・温和なイスラム。宗教の規制は厳しい。イスラムが彼らのナショナリズムの核となる可能性
 
                                          
人生を彩る儀礼・・・・・・・・・・・・・結婚式は経済的に豊かになって、豪華。知人、友人など500人ほどが参列し、つながりを強めます
                       
、ウイグル人の仕事・・・・・・・・・・・・小麦、米、綿花、果実。牧畜業。絨毯、家具、楽器の職人。市場経済の荒波に、バザールは健在
  
                          
10、百歳を生きる衣食住の文化・・・ホータンは長寿の地域で有名、その秘訣は。粗食の時代を生きてきた人が長生きです
                                              
11カシュガル2003・・・・・・・・・・・ータンから久しぶりのカシュガル行きに変更。その変貌ぶりに驚き、がっかりした夏でした
 
                               
12、ホータン2004・・・・・・・・・・・・・ホータンまでは改革開放の影響。市中は地下街、ホテル建設、バザール改築、スーパー出現と大変
           、                                                                     
13ホータン2005・・・・・・・・・・・・マザール回りをして、少し遠くへ。イスラム聖人の墓ですが、参拝者、巡礼者が多くなっています。
 
                               
14ホータン2006・・・・・・・・・・・・ ウイグル医学、西欧医学の病院で聞き取り調査、マザールでの病気治し 今も残る伝統的な治療儀

15、2011yughur(youtube)

16、2011ウイグルへの旅 (youtube)

17、hotan2001

18、hotan2000

                       

                               

ウイグル語の行方 

言語とアイデンティティ
800万の人が使用。商品価値も教育言語も中国語のなか、ウイグル語の未来は? 
 
     
ジェンダー
・・・・・
ウイグルはイスラムであり、社会主義でもあった。男女平等とイスラムはどのように折り合ったか。

ホータン報告書. 2000年から2002年まで調査。民族教育、漢語教育が中心、基礎的データも収集。

1,はしがき

2,ホータンの地理的概略

3,ホータン地区略史


文化のなかの身体 公開講座での発表。興味を持っているテーマ、具体的な調査枠組みが困難

FPUの文化人類学
   
FPUの医療人類学
 
  
FPUのエスニシティ論
講義で学生にフィードバックするための要旨集、更新する時間の確保が難しい

Uyghur medicine(draft )  (日本語版) 2006年の国際シンポジウムで発表した「ウイグルの多元的医療」についての論文。

老いの時間意識








パミール高原へ



カシュガルからパミールに向かう途中の湖沼地帯です。白く見えるのは雪ではなく砂のようなものです。



  これもパミールに向かうところですが、これはカラコルム山脈の
  6000m級の高山です。

パミール高原に近いカラクリ湖です。
ヤク牛が放牧されています。のどが渇いたので
ビールを飲んだら冷や汗とともに気分が悪くなってきました。
それほど高度が高いことなのでしょう。
高山でのアルコールはご用心。



  ワンちゃんはウイグルではあまり見ません。
  それでも家では飼っているところが多い。
  野良犬が生きていくには厳しい環境です。

ロバは都市部では少ないものの、まだ大活躍。その可愛い顔に反して愛想は悪い。


ヤギさんもいたるところにいます。

夜間飛行


北京からウルムチへの飛行機、4時間半ほどかかります。
着く頃には日没です。

青海省


  青海省の冬の風景です。この道を行けばチベットに行けます。
  いまはこれに沿って鉄道が走っています。
  酸素吸入器が装備されている列車がここを走ることなど想像も
  できませんでした。



 ゴシキルダ(ナンで包んだ肉まん、もちろん羊肉)おもに昼食として店先で多くの人が食べています。このような外食文化が古くからあるようです。


    


宇宙船

改革開放以来のウルムチの変化は激しく、高層のビルが林立しています

ウルムチの近く

  
   このような赤茶けた山脈が延々と続きます。万年雪ほどの高山
   ではありません。緑もなし。

ウイグル医学病院

2007年8月、ウイグル医学と北京での中医学の調査に行ってきました。
これはウルムチのウイグル医学病院です。立派な建物ですが、
患者の数に比べると施設は不足しています。

カシュガル

          
カシュガルの伝統的な街づくり、このような風景も
少なくなっていくのでしょうか。

 
inserted by FC2 system inserted by FC2 system